片思いの恋は叶わないことも多いため、切ない気持ちになりがちですよね。でも、切なさだけでなく、幸せを感じる瞬間もたくさんあったはず。今回は、そんなちょっぴり切なくも優しい、初めての片思いの体験談をご紹介します。
初めての片思い
今まで好きになった人とは、一人を除き全員両思いになることができたのですが、唯一一人だけ片思いのまま終わった人がいます。
初めて見た瞬間に一目惚れしました。
顔はドストライク、スタイル抜群、性格もすごくいい。非の打ち所がない、8歳年上の人で
した。
大学で一人暮しをはじめ、初めてのバイト焼鳥屋さんで出会いました。お店のマスターの元部下。
見ているだけで幸せ、話しかけられた日には宇宙まで飛んでいくのではないかと思うほど嬉しくて舞い上がってしまうほどでした。
予約で今日来ると分かると、数時間前から動物園のシロクマのように落ち着きなく無駄に店内を行ったり来たりソワソワしていました。
誰が見ても、彼のこと好きなんだと分かるほどでした。
突然のお誘い!ドキドキしながらついていくと…
その日もいつものように彼が来ていて、
「今日バイト終わった後時間空いてるかな~?」と声かけてくれました。
『はい。空いてます』そう返すと彼はお店を後にしました。
(いったい、何だったんだろう…)
そう思いながらバイトが終わり帰ろうとすると店の前に彼が立っていました。
「ドライブでも行かない?」
と誘われたんです。
死ぬほど嬉しい一言でした。手を引かれ、助手席のドアを開けて、頭を打たないようにとガードされ車に乗りました。車の中で色々な話をし、知らなかった彼の事をいっぱい知ることができ、本当に本当に幸せな空間でした。
嬉しいサプライズ!だったけれど…
車は近くの山へと進んでいきました。山を登り切り、車を止めると彼は「目をつむって!」と言いました。言われた通り目をつむり、彼に手を引かれて道なき道を歩いていくと……
「はい、目を開けて!」
目の前には100万ドルの夜景が広がっていました。
立入禁止のおすすめの場所だったようで、他に誰一人いません。
夜景も、片思いの彼も、何もかも独り占め。
「まだ、誰にも言ってないんだけど、君だけにはどうしても先に伝えたかったから。実はスカウトされて、モデルになる事にしたんだ。今の会社も辞めて、東京に行くことになっちゃう。今も、きっと誰よりも俺の事見守ってくれてるような気がしてる。これから一から頑張るから応援しててくれるかな?」
『私はいつも応援しています、有名になってもファン第一号は私だってこと覚えていてくださいね。誰よりも応援しているし、誰よりも好きです』と思いを告げました。
「ありがとうね。本当にありがとう。近くにいるなら付き合いたいけど…離れて辛い思いするのは…」
と、遠回しに断られました。
素敵な片思いの思い出として
この日誘ってくれたことも、嬉しい言葉も、きっと私を傷つけないようにと彼なりの最大の優しさだったと思います。
そうして彼は2カ月後には上京してしまいました。
ある日テレビを見ていると、某求人のCMに彼が出ていました。
成功したんだ!よかった!と自分の事の様に嬉しかったです。
風の噂で、今はモデルも辞め帰ってきているようです。会ってみたいな、また話したいなと思うこともありますが、素敵なままの思い出として大事
に取っておくことに決めました。
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